2007年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年05月

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ブログ始めました。

我が家の愛犬ヤマトとタケルを愛してやまない私だが、無類の面倒臭がりが災いして、ヤマトに至っては写真が一枚もないという空白の一年があったりと、これではあんまりなのでブログ更新を理由に写真を無理やりにでも撮ることにした。

がしかし、せっかく昨日デジカメ持参でドッグランに行ったのに、2匹を追い掛け回すのに必死で写真どころではなく、今日も今日とて昨日の疲れが残って寝てばかりの1人と2匹なので、写真はまだ撮れていない。続くのか? このブログ。

| 日々の出来事 | 16:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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仲良きことは美しき哉

今から1年半前。おとなしくて気の優しいヤマトなら弟分を迎えても上手くやっていけるだろうと始まった多頭飼い生活。


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優しく見つめるヤマトと挑発的な眼差しのタケル。


甘かった……。


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ウキキキキー。忍び寄る黒い影。


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仔犬ってもっと頼りなげで可愛らしいものじゃなかったの?と思うほどに弟分のタケルはパワフル、というより凶暴で、ヤマトが寝てようが何をしてようがモグラみたいなちっこい体をフル稼動させて体当たり。ギャウギャウ雄叫びを上げてしつこく付き纏うタケルにたじたじになって逃げ惑うばかりのヤマトだったが、それまで他人他犬に対して吠えたことなどなかったのに、とうとう仔犬相手に威嚇吠えをするまでに追い詰められてしまった。(こんな夜叉みたいな顔や唸り声を見たことも聞いたこともなくてお母ちゃんショック!)

赤柴の次は黒柴!と飼い主の勝手で、ヤマトにしてみれば弟分ができて嬉しいどころかまるでコレクションのような迷惑極まりない境遇にしてしまったと申し訳なく思い、この先どうなってしまうのかと心配していたのだけれど、


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タケルの「兄ちゃん大好き!」猛烈アタックにヤマトも根負けしてか、今では天気の良い日はこうしてくっついて日向ぼっこをするまでに。お母ちゃんは幸せです。

| 日々の出来事 | 09:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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柴犬の脱走癖

夕方の散歩コースには、犬連れの方々が散歩途中にちょっと立ち寄ってお喋りに興じる場所がある。我が家は夕方の散歩時間がまちまちなので、数週間ぶりに顔馴染みの方々にお会いできたのだけれど、遠目から私達の姿を見つけるやいなや、「タケルくーーーん!」と叫ばれた。

聞けば、数日前にその付近で黒柴の迷い犬が現れて警察に保護されたとのこと。タケルのことを知っている方々はその迷い犬を目撃していないので、噂に聞いてタケルではないかと心配していたのだそうだ。幸いその子はすぐに飼い主さんが見つかり無事にお家に帰ることができたそうなのだが、お互いに愛犬の名前は教えあってはいたものの、住所や電話番号までは知らなかったので、私に確認することもできず随分ヤキモキしたらしい。

柴犬は脱走癖があるらしく、しかもかなりの距離を放浪してしまうと聞いたことがある。実はヤマトもタケルも私達の不注意でちょっとした隙をついて脱走したことがある。ヤマトは当時住んでいたマンション裏手の公園から散歩中に脱走し、泣きながらあちこち捜索した結果、ちゃっかりマンションのエントランスで待っていた。タケルは夫と自宅ガレージでボール遊びをしている間に姿を消し、同じく泣きながら探している途中で、遥か向こうの方から「ひゃっほうー」とそれはそれは活き活きと楽しそうな顔をして突進してきた。あの時戻ってきてくれなかったら、事故に遭っていたら、と思うとゾッとする出来事だ。

法改正により迷い犬の警察での保護期間も短くなり、即保険所行きだ。そしてその先は……。充分気を付けなければと改めて思う一日だった。


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親の心子知らずでネムネム。

| 日々の出来事 | 20:35 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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柴と花とお宝と

“柴と梅”“柴と桜”これほど最高な組み合わせがあるだろうかと、意気揚々撮影を試みること数回。

まずは大阪城の梅園にて。

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あーもうっ、あくびなんかしないでよ。ピシッといこうぜピシッと。撮り直し。


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「おやつだよーおやつおやつ、こっち向いて」の声に騙され続け、しまいには無表情に。


気を取り直して大阪城をバックに。

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いい笑顔してるのにヤマタケが遠い。残念。撮り直し。


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「お母ちゃん、もう疲れたよ……。」

お母ちゃんも疲れてきたよ。アングルも歪んでるし。


よーし、次は桜だ桜。

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しまった。焦点が大阪城になってしまってる。ヤマトの首もやけに伸びてネッシーみたい。


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げげっ。また大阪城が主役に。くそー、実物のヤマタケはもっと可愛いのにっ。


懲りずに浜寺公園にて。

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どうしてこうバランスよく撮れないのか。またしてもヤマタケが遠い。


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近寄りゃいいってもんじゃないわけね。そっぽ向かれるわブヒ顔されるわ、全然駄目だ。


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「お母ちゃん、もう撮影会やめようよ。じっと座っててあげてるのにピンボケなんて才能ないと思うよ。」


ムキーッ、王子キャラのはずのヤマトがお座りするとガニ股おチン丸見えのくせに。撮影者の腕以前にどうなのかと言ってやりたい。

| 日々の出来事 | 01:21 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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駄目な妻

車でとある所へ向かう途中、仕事中の夫に遭遇したことがある。

どんよりと浮かない思案顔でひたすら前を見据えて営業車を走らせる夫。真横を並走しながら「おーい、オットー。おーい。」と窓を開けて妻は叫んだが、仕事のことで頭がいっぱいらしく夫は全く気付かない。

「真横の車に目もくれず前だけ見てるのも危ないよなぁ(横向いて叫んでるお前が一番危ない)。仕事大変なんやなぁ。疲れた顔して可哀想に。いつもありがとう、夫。」

左折して遠のく夫の車を見届け(だから危ないって)、そんな労いの言葉とは裏腹に妻はウキウキとモスバーガーを買いに走ったのだった。

そして今日。

「頑張って写真撮るぞー!」と愛犬達を連れ大きな公園の駐車場に乗り付けた妻。すると携帯に夫から着信が。

「公園でお散歩っていいですよね……。あーあー、ええなー、楽しそうでっ!」

浮かれた顔をした1人と2匹が乗った車が駐車場に入っていくのを偶然見かけたそうな。



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お散歩楽しいな♪の図……のつもり。


忙しく働く夫を尻目に妻の収穫は結局今日もこんな写真。とことん駄目な妻である。

| 日々の出来事 | 00:37 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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他力本願感謝パレード

頑張って写真を撮ろうと始めたブログなのに、やはり私は写真を撮るということに興味がないらしい。昨日は充電切れに気付かず、今日は充電したのに持っていくのを忘れてしまった。お、シャッターチャンスとカメラを構えるも、充電切れなうえに日付までリセットされているということもしょっちゅうだ。撮ったところで、

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そっぽを向かれる始末。よって寝姿写真ばかりが増えていく。


一方、躾教室でお世話になっているお友達に撮って頂いた写真の素晴らしいこと。


2006_1012_165232.jpgphoto by みきさん

アホ面も愛嬌のある可愛い顔に見えるのだから不思議。


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2007_0401_124457.jpgphoto by rokoさん

犬図鑑にぜひとも載せて頂きたい。これで貴方も柴犬の虜に。


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2007_0403_140206(1).jpgphoto by rokoさん

ドッグランに行っても所在なげにひとり佇むことの多いヤマトがこんなにも溌剌と楽しそう。


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2007_0403_152432.jpgphoto by rokoさん

オレが一番!のタケルをよく表している一枚。そして、大好きなふわりちゃんとのツーショット。


愛犬とともに暮らしその喜怒哀楽は毎日目にしているというのに、こうして一瞬一瞬を切り取って改めて見てみると、愛おしくいかに自分が彼らによって満たされているかを思い知る。思わず涙が。


2007_0403_112650(1).jpgphoto by rokoさん

人様に撮っていただいているそばでダルダルな体で無様に走っている自分の姿にも泣けました……。


(rokoさん、みきさん、素敵な写真どうもありがとう!)

| 日々の出来事 | 00:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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週末日記

■4/14土曜日

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結婚一年目に購入した愛車。走行距離10万キロを突破し、車検を通したばかりだというのに走行中にキュッキュルキュルキュルーと妙な音がし出しだので、とうとう手放すことに。

10年近くペーパードライバーだった私が愛犬と色んな所に遊びに行けるようになりたいと奮起して、初めてまともに運転したのがこの車だった。中古の外車だけあってやはり維持費にかなりの大枚が飛んでいったが、夫も私もお気に入りの車だった。これで念願の犬連れ旅行も果たしたし、日常生活においても欠かせないものになっていた。

新車納車日であるこの日、下取りに出すことになっているので販売店までこの愛車で向かった。これから新しい車を手にするというのに、とても寂しかった。光沢を失い古くなった鍵と機能満載のピカピカの鍵を交換し、新車に乗り込み担当の方に見送られながらお店を出るとき、最後にもう一度と振り返ると、紺色の愛車がポツンと停まっていて、ますます感傷的な気分になってしまった。

6年半、ありがとう。新しい車は無駄にデカくて乗りこなす自信がないし、新車臭くて私もタケルも酔っちゃったよ。


■4/15日曜日

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休日は昼まで惰眠を貪る私だが、この日はいそいそと早起きをして大阪市内の舞洲に向かった。食べること寝ること以外は全て面倒臭いと思う駄目人間でも、犬が絡むと話は別だ。躾教室のお友達はぴぃちゃんがいよいよアジリティ競技会デビューを果たすのだから。

はぴぃちゃんは飼い主のみきさん曰く、犬嫌いの問題犬だったそうだ。チンピラタケルに手を焼いた私からすると、この美犬さんのどこが問題?と思うほどのいい子だし、甘え下手な不器用さはどこかヤマトに通ずるところもあり、とてもいじらしい。

お試しでアジリティに挑戦した時、タケルのスピードの速さに「タケちゃん、アジ向いてるかもよ!」と皆さんに褒められた。しかし、タケルは一つハードルを越えると他所で待機しているヤマトの方へ「兄ちゃーん!」と脱走してしまうのだ。その度に連れ戻してやり直すのだから、スピードは速くともコースを完走するのは誰よりも時間がかかってしまうというお粗末さ。スピードが乗ると私に注目し指示に従うということをすっかり忘れてしまう。お馬鹿さんなのだ。しかもそんなタケルの逃げ足スピードに私は全くついていけない。息も絶え絶えで指示どころではない。

ボーダーコリーが飄々とアジリティをこなすのを目にすると案外簡単そうに見えるが、実際犬種によって向き不向きもあるだろうし、なによりハンドラーの的確なコース取りと指示、そしてスピードを保ちつつハンドラーに意識を向けることのできる犬でなければ成し得ないものなのだ。愛犬と信頼関係を築きつつともに楽しめる憧れの競技、どんくさい飼い主とバカ走りの犬ではできない競技なのである。

この競技会に向けてはぴぃちゃん一家は服従訓練と平行してレッスンに励んでこられた。その成果を発揮する姿をぜひ見学させてもらいたい、余計なプレッシャーをかけてしまっては申し訳ないので内緒で競技会場へ。(落ち着きのない犬2頭とヘラヘラとした男女はすぐに見つかってしまった。)

はぴぃちゃんは素晴らしかった。みきさんもご主人もとても格好良かった。レッスン時とは明らかに雰囲気が違うであろうあの会場で、はぴぃちゃんは臆することなく一つ一つの障害を丁寧にこなし、出場したコース2回とも見事完走したのだ。本当に嬉しかった。内緒応援団団長のrokoさんも、そして私も、「よかったよー」「よかったねー」とおいおい泣いてしまった。

人間の思考回路そのものを犬は備えてはいないだろうし、言葉だって話せない。楽しそうだからやってみようと思い立ってやることも、飼い主の主観であって自己満足でしかないかもしれない。犬にしてみればやりたくないけど仕方なくやっていることだってあるだろう。でも、そこに信頼関係があれば、犬も楽しんでやっていることがわかる。ともに楽しんでやれることがあるのだ。

服従訓練やアジリティは目的ではなく、過程なのだ。愛犬にとって信頼できる魅力的な飼い主・リーダーとなるための。この日のはぴぃちゃん、そしてみきさんとご主人の姿に感動するとともに改めて教えられました。


と、ここではぴぃちゃんの勇姿と感動の場面をパチリとするところなのに、またしてもデジカメを忘れた! マヌケすぎる。信頼できる魅力的な飼い主以前に信用ならない人間だ……。

| 日々の出来事 | 18:35 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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ドッグランでの出来事

多くのドッグランの利用規約には、「攻撃的な犬はご遠慮ください」という条項はもちろん、「マウントは絶対にさせないでください」というのもある。これについて、マウントは性的欲求の表れであるから望まない妊娠を防ぐためであり、優位性を示す権勢行為でもあるので喧嘩の原因になることもあるからだと私は認識しているのだけれど、その認識と対応は多くの躾の問題同様、飼い主によって様々なようだ。

やんちゃぶりに手を焼きチンピラ呼ばわりしているタケルだが、基本的には友好的な性格だ。ヤマトは言わずもがな。鼻先やお尻の匂いを嗅ぎあっての挨拶もできるし、いきなり咬みつくという攻撃性はない。マウントもしない。しかし、ヤマタケともに去勢済みのため屈しやすいと判断されるせいか、雄犬からマウントの標的にされることがある。マウントされる側の飼い主としては、自分の愛犬が他所様の愛犬の尻に手を掛けて、腰をヘコヘコ動かしているのを平気で見ていられる飼い主の神経を疑ってしまうというのが本音であるが、それよりも私を悩ませるのが、しつこく付き纏われたりマウントされたりすると、特にタケルが怒って唸るようになってしまったことだ。相手の飼い主さんから「マウントしたウチが悪いんです」と謝られることもあるのだが、それでもやはり牙を見せてはいけない。攻撃的な犬と思われても仕方がない。ひたすら平謝りだ。

唸って威嚇した時点で即喧嘩に発展して大事故になってしまうおそれもあるし、そうなってからでは取り返しがつかない。特にタケルが他犬との距離感を意識するようになり、体がぶつかり合うような激しい遊びが苦手だとわかってからは、喧嘩になりやしないかと気を遣って楽しめなくなってきたので、(躾教室のお友達との貸切を除いて)ドッグランに行くのを控えていた。

それなのに、行ってしまった。よりによってマナーがあまり良くないと噂のあるドッグランに。タケルも随分成長したし、私がしっかり見張っていれば大丈夫だろうと慢心していた。初めて会う犬達と追いかけっこをして楽しそうに走り回る姿に安心していたところへ、

現れたのだ。強烈なマウント犬が。

互いのお尻の匂いを嗅ぎあって挨拶をすると、おもむろにヘコヘコとやり始めた。これはマズいと思い、タケルの意識を私に向けさせるために「タケル、怒らない! 我慢我慢!」とアイコンタクトを促し、ツケをさせてその場から立ち去ろうとするも、ヘコヘコズルズルとくっ付いてくる。タケルが嫌がって「ギャウ」と軽く威嚇するも、全く怯むことなくマウントを続ける。私が手で遮ってもすぐにまたやり始める。ツケの状態で進みつつ振り返ってはギャウ振り返ってはギャウと、追い払ってやり過ごそうとタケルなりに我慢していた。この子の飼い主はなぜ止めに来てくれないのか。見渡しても見当たらない。飼い犬から目を離しているのかと思うと腹が立ってきた。

タケルが本気で怒る前にランから退散しようと抱きかかえようとしたときになってやっと、若いご夫婦らしき飼い主が現れた。それも男性が「こらー」と軽く手で振り払うのみ。すみませんの一言もない。「よっぽど気に入ってくれたんやねぇ。ごめんなさい、ウチの子怒りんぼで。」私は苛立ちが募ってそれだけ言うと、タケルを抱き上げ出口に向かった。それでもその子はついて来て、私の腕に抱かれたタケルに何度も飛びつきさらにタケルを怒らせた。挙句にその子は私の足にまでマウントを始めた。出口までが遠く感じる。相変わらず振り払うだけの飼い主。その何の抑止にもなっていない手が私達に追い縋る犬をかすめて私の足にバチンと当たった。

ブチーン。

そうだよね。雄同士妊娠するわけでもないたかがマウントだよね。ヘコヘコしてるだけで吠えてもいないし、まして咬んだわけでもないもんね。ギャウギャウ怒ってうるさいのはタケルだもんね。今にも咬みつきそうなのはタケルの方だよね。だから私達がここから出ようとしてるのに。お願いだから早く止めさせて!

「マウントは直された方がいいですよ。喧嘩の原因になりますから。」

言ってしまった。マウントされようが怒らない犬だっているのに、怒らずに対処できるよう躾けられなかった自分を棚に上げて偉そうに説教なんかして。みっともない。バツの悪そうな顔をした男性とその後にいた憮然とした表情の女性を目にして、恥ずかしくてどうしようもなかった。

あの飼い主の対応に腑に落ちない気持ちがあるのは今でも否めない。でも、あの子は悪くないしタケルだって悪くない。自分の飼い犬が状況によっては唸ることもあるとわかっていながら、様々な犬・様々な認識を持つ飼い主が集う場所であるドッグランに行った私が悪いのだ。私の甘さによってタケルに更なる苦手意識を植え付けてしまった。せっかく今まで頑張ってきたのに。タケルは本当にいい子になったのに。

他人の良識に期待するばかりで自覚が足りなかった自分に自己嫌悪。反省です。

| 日々の出来事 | 02:33 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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木曜日が好き

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毎週木曜日は躾教室のグループレッスンの日だ。これが楽しくて仕方がない。

ヤマトを迎えてから犬を飼っている友人が欲しいと思っていた。躾に関する情報交換はもちろんのこと、愛犬のちょっとした仕草に身悶えるという、わからない人にはおかしな人にしか見えないそんな感覚を共有できる人、犬の話題でご飯が何杯でも食べられちゃうそういう人、要は気兼ねなく愛犬話に花を咲かせることができる友人が欲しかった。

散歩中に同じく散歩中の綺麗なお姉さんと意気投合、カフェで愛犬をかたわらに優雅にランチなんて素敵じゃない! なのに知り合うのはおっちゃんおばちゃんばかり。まさかおっさんとランチなんてするわけにもいかないし。「柴にそんな洒落た引き綱はアカンアカン! 縄にせな、縄に!」などと言われたこともある。縄て。縄でカフェに行けるかいな。

初めて行ったドッグカフェでは、フリフリヒラヒラに着飾った愛らしい洋犬と、キャミソールにミュールのお洒落な飼い主。対してこちらは、これほど地味で質素な犬はいないであろう柴犬と、汚れてもいいようにとヨレヨレのTシャツにジーンズとスニーカー、額には汗の私。場違いだ。どうせなら縄で登場してもいいくらいだ。愛犬話に身悶えるどころか恥ずかしさに身悶えそうだった。

そんな私のワンライフに彩りを加えてくれたのがこの躾教室だ。癇癪を起こしては噛む引っ掻くのタケルをどうにかせねばとの思いで通い始めたのだけれど、信頼できる先生方のおかげでタケルもそういった問題行動をしなくなり、ヤマトも良い面での自己主張ができるようになった。そして、レッスンの後は先輩飼い主の皆さんと憧れであったカフェで犬話。レッスン中の自分のドタバタぶりに落ち込むこともあるけれど、毎週新鮮な気持ちで楽しく勉強させてもらっている。


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それに今日は天気も良く、レッスン後にはぴぃちゃん・ふわりちゃんとお散歩しつつ、みきさん協力のもと写真もちゃんと撮れた。コツまで教えていただいた。(教えてもらったわりには下手くそやんと思われるだろうが、ヤマトのおチンが隠れた写真がこれしかなかったのである。残念。)


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アップはなかなかいい感じかも! 私にしては上出来だ。充実の一日。


こんなふうに楽しく過ごした木曜日は私のテンションを高くする。帰宅後も鼻唄まじりに家事を済ませ、ヤマタケのご飯を用意する。

「さぁご飯ですよ〜、お食べなさ〜い♪」

ちょっと他の用事をしてからふと見ると、ヤマトが涎をポタポタ垂らしてフードボールをじっと見つめているではないか。


あ、「ヨシ」って言うのを忘れてた……。


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ひどいよ、お母さん。ブヒー。


木曜日はとにかく楽しい。

| 日々の出来事 | 01:06 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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猛々しいタケル

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怒ったときはともかく、お友達を遊びに誘うときや遊んでいる最中にテンションが最高潮になったときまでも、鼻に皺を寄せ歯茎も牙も剥き出しにして「ギャウ」と雄叫びをあげるタケル。頭を低くしてお尻を高く上げ、尻尾を振るという誘いのポーズ(プレイバウ)を伴ってはいるものの、とても友好的な顔には見えない。

牙を剥いて唸るのは“威嚇”であると犬を飼っていない人でもわかる行動だ。ヤマトが吠えるのはおろか唸ったりすることもない子だったので、飼い主である私でさえタケルの「ギャウ」を初めて見たときは、「なんて、恐ろしい子!」と思ったものだ。ただ、この「ギャウ」でお友達を誘うことに成功しているところをみると、タケルが決して怒っているわけではなく友好を示していることは、犬にはちゃんと伝わっているようだ。

それでもやはり、飼い主としては歯茎剥き出しグッキー状態は気になる。直せないものかと先日躾の先生に伺ってみた。

「無理です。」

えーっ!?

「確かに牙が出ていたら一瞬あれ?と相手を怯ませてしまうかもしれませんが、誘いのポーズをとっているんだから大丈夫でしょう。威嚇するときは誘いのポーズとは反対に相手に自分が大きく見えるような姿勢になりますからね。ウチの犬も嬉しいときに牙が出るんですよ。笑ってるんです。そういう犬もいます。これをやめろというのは笑うなということと同じですよ。」

なるほど。

人間の表情や感情表現だって千差万別、人それぞれだ。笑うと歯茎が見える人、目が細くなる人、声をあげずにひき笑いの人もいる。笑うという表現だけでも様々だ。また、表情がそのまま感情を表しているとも限らない。普通にしているつもりなのに「何怒ってんの?」とよく言われる人。真面目な顔のつもりなのに「ヘラヘラしてる場合ちゃうやろ!?」と怒られる人。ボーッと歩いているだけで「何ガン飛ばしてんねんっ!」としょっちゅう絡まれる人等々。犬にも犬それぞれの表情や感情表現があってもおかしくない。タケルも誘っているのに威嚇顔の犬ということでいいではないか。変だけど。

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そうだ、タケル。お前は“強面だけど実は優しい男”路線を目指すといいよ。女の子はそういうのに弱いからね。



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やっぱりそれはどうかと思う。

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長男はつらいよ

2007_0421_214110.jpg(アレルギーで痒い痒いのため、エリザベスカラー装着中。)

「兄ちゃん、お外で何か音がしたよ……。」
「しーっ。お母さんが怖がるから余計なこと言うなよ。」


よせばいいのに観ちゃったんだ、お母さんは。

『エミリー・ローズ』っていう映画。午前3時に悪魔がやってくるお話。

「あ、これ観たかったんだぁ」とか言ってさ。でもボクはしっかり聞いた。観終わった後に「観るんじゃなかった……」ってお母さんが呟いたのを。


いつもボクらが洗面所をウロウロしてたら、「邪魔だからあっちに行ってなさい」って言うくせに、この日お母さんはお風呂に入るときにボクをそこに呼んで、「ヤマト、お母さん怖いねん。だからここにおってな。わかった? マテやで」って言ったんだよ。母親の威厳なんて何処へやら。裸んぼの35歳のおばさんに、「お願いだから一緒にいて!」なんて言われた方が怖いよね。でもボクは待っててあげた。他でもないお母さんの頼みだから。お母さんはお風呂のドアの向こうから、「ヤマトー、ヤマトー、マテだからねー」って何度も言ってた。マテぐらいできるってば。しかもそうやって待たせておきながら、振り返ってはドアに映るボクの姿にいちいち驚いて、「ヒッ!」なんて変な声を出すんだもん。ボクの方がびっくりしちゃうよ。ほんと呆れちゃうよね。

そんなにお風呂が怖いなら、お父さんが起きてる内にさっさと済ませて一緒に寝ればいいものを、お母さんは宵っ張りなうえに面倒臭がりなもんだからお風呂はいつも後まわし。気が付けば午前2時を過ぎているなんてこともしょっちゅうで、お父さんは既にもう2階の寝室で大イビキ。だからボクが守ってあげなきゃいけないんだ。そんなボクの気も知らないで、今日もお母さんは暢気にインターネットなんかして遅くまで起きてるつもりなのかな。早くお風呂に入ればいいのに。午前3時になっちゃうよ?


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あーあ、困った人だ。(写真も下手くそだし。)

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柴彩庵写真展

愛犬をただ愛でることだけが唯一の趣味というつまらない人間だった私だけれど、今日からは違う。私のライフワークは、『柴犬を撮る!』にしようと今日思いついたから。

「趣味、写真」

うーん、ありきたりだけどカッコいい!

まずは一度挫折しかけた“柴と花”をモチーフに、“少年と花”という耽美な世界を表現することに挑戦してみた。いきなり難題に手を出してしまったような気もするが、そこは駆け出しの勢いだからしょうがない。


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『春、歓喜』

人が集まりだしたから、とっとと撮って退散したい。「趣味、写真」への道は羞恥心との葛藤でもある。


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『春、憂い』

「見て見てー、写真撮ってはるわぁ」と大勢のおばちゃん連中のギャラリーに、恥ずかしさのあまり脇汗が吹き出るわ、ヤマタケが全然こっちを向いてくれなくて泣きたくなるわの、まさに汗と涙の結晶でもある作品。


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『春、黄昏』

“頑張って写真を撮らなきゃいけないカヨコ”が躾教室のお友達にも浸透しつつある今日この頃、散歩中に「写真撮らへんの?」とお気遣いいただき、立ち位置や構図までご指導いただいて撮れた作品。


そして、



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『桃尻少年』


大傑作。


……。


これから精進します。

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